中耳炎を発症するインフルエンザと治療薬のリレンザ

インフルエンザや風邪にかかると中耳炎になりやすくなります。インフルエンザで起こる中耳炎は血行性のもので、一般的な症状のものより重症化することあります。成人よりも子供に多く見られますが、症状や治療法は成人も子供も同様です。中耳炎の症状が出たら、強く鼻をかまないようにして、早めに耳鼻科で受診をすることをおすすめします。乳児が急性中耳炎にかかった場合、言葉を話すことができませんので、様子から判断して気づいてあげる必要があります。言葉を話せない子供は耳をひっぱったりするので、そういった行動から判断しましょう。鼓膜が破裂して体液や血液が流れ出すといった耳垂れを起こすこともあります。インフルエンザの治療薬にはリレンザがありますが、これはA型インフルエンザとB型インフルエンザの両方に効果があると言われています。リレンザは経口薬ではなく吸入薬で、専用の吸入器が必要となります。1回2吸入を1日2回繰り返し、それを5日間続けることになります。リレンザはウイルスの増殖を抑える効果があり、発症後48時間以内に投与を開始するのが望ましいです。その時間を過ぎると、あまり効果が出ませんので、早めの使用を心がけましょう。リレンザの長所は吸入薬なので体内への吸収が緩やかで、副作用が出にくいことやリレンザ耐性ウイルスがないというところです。短所は吸入薬になっているので、乳幼児や高齢者が使用するのが困難な場合があるのと、呼吸器系に疾患がある人は症状が悪化するというリスクがあります。リレンザは世界で最初に開発されたインフルエンザ治療薬として知られており、その効果も安定しています。インフルエンザウイルスは呼吸によって鼻やのどに吸い込まれて気道で増えますが、リレンザは粉状の薬を吸入するタイプなのでウイルスが増殖する気道に直接作用します。1分後にはウイルスの増殖を抑えてくれるため、長年治療薬として使われています。

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